能衣裳のワークショップ

先日、友達からの紹介で、能衣装(今回は装束ではなく衣装と呼んでいたので)の着付けワークショップに参加してきました。

今回、拝見させていただいた衣装は、来月公演会が予定されている「殺生石(せっしょうせき)」という演目の中の「野干(やかん*)」の衣装。講師は、宝生流能楽師の高橋憲正さん。能というと、ちょっと敷居が高いイメージがあり、どんな流れで会が進むのかと多少緊張してうかがったのですが、講師のお人柄もあってか、とてもカジュアルな雰囲気で会が始まり、一安心。*狐の精霊

今回の衣裳は、簡単なものの1つということで、大きく分けると厚板(あついた)、法被、大口(袴)、胴着という4点。
それらを身につけ、最後に頭部の赤頭(あかがしら)面(おもて)をつけ、完成するという一連の流れを、参加者の1名の方がモデルになり、その方に着装しながら解説いただくという流れで進んだ約1時間。

着付けについては、着物とは衿の作り方や紐類の処理の仕方など、細かいところが異なったりしていて、それはそれはとても興味深い時間を過ごさせて頂きました。最後に面を付けると、急に魂が宿ったとでもいうのか、異なる人格が降りてきたような空気感に変わったことが印象的でした。モデルになった方曰く、面をつけた時の視野の狭さは、予想以上に周囲が見えないそうで、よくもそんな状態で、飛んだり跳ねたりできるものですね…。

こんな間近で拝見できる折角の機会だったにもかかわらず、話を聞いたり細かいところを必死に観察していたら、いつもよりも全然うまく写真が撮れておらず、なんとも残念なかぎり。もっと魅力的にお伝えしたかったのですが…。すいません。

扇子の差し方なども、流派によって異なることがわかったり、私の場合、多少マニアックな見方になっていたようですが、このワークショップ、能のファンの方はもちろん、着物好きの方や和文化に興味のある方には絶対楽しいはず!
人数が集まれば、またどこか別の場所での開催をお願いしてみたいと密かに思う私なのでありました。
 







偶然にも「殺生石」のチラシビジュアルを、福井利佐さんが担当されていました!6月28日です!



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