紅梅


写真は、自宅のテーブルを飾る紅梅。
「ほころぶ」という言葉がぴったりの丸い花々がどんどん咲いていっています。

すっかり更新頻度が落ちてしまっていることや、今年はこの数年もやもやしている自分の中での着物感のようなものを文章化する作業にとりかかれたらなという思いもあり、私の会社のロゴマークでもある梅の花の写真で、このブログはしばらくお休みさせていただこうかなと考えています。(といっても、時々、ぼそっと呟くように更新してしまうかもしれませんが…)

今年は、年初から今月まで風邪が長患いになってしまったりしたこともあり、つい最近、やっと今年の目標の一部がはっきり見えてきたばかりだというのに、もう来週は3月なんですね。あー、吃驚。
 

黄色い贈り物!



柚子!柚子!柚子!大好きな柚子!
嬉しすぎる贈り物♥。柚子湯に浸かれる〜!
感謝!
 

最近のお花




花を見ているだけで、気持ちがちょっと癒されたりすることが多いため、ちょこっとでも家のテーブルなどに花を絶やさず飾っています。

先々週くらいだったか、憧れ(?!)のキングプロテアがびっくりするようなお安いお値段で手に入ったので、しばらく花瓶で楽しんだあと、目下ドライフラワーへと変化中。

もう1つ、先週末に近所のスーパーの脇のお花屋さんで目に留った「チョコレートコスモス」。まさにダークチョコレートと言わんばかりの艶とその色味にうっとり。初めて飾ったお花。

THE YARD、「アトリエシムラ」×「ミナ ペルホネン」

あくせく、あくせく・・・。
気づけば、またもや1月以上このブログを更新しておらず、慌てて更新。
今年は、なんだか気忙しくなるのが少し早く11月の頭から、なんだか毎日追われているような感覚ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?もう1週間ほどで師走がやってきますね。

というわけで、久しぶりの更新は着物の話題を2つほど。




 
渋谷の丸井が「MODI」としてリニューアル。
その中に、スタイリストの井伊百合子さんがプロデュースをする着物ショップがOPENするという噂を聞きつけ、オープン前のレセプションにお邪魔してきました。お店の名前は、「THE YARD」。今まで着物に無縁だった層にアプローチしたいということで今回のお店を出店されたようですが、リリースで「sirisiri」のアクセサリーなどを取り扱うという情報からイメージしていた通り、少しマニッシュな雰囲気さえ漂う、すっきりとしたモダンな店構え。
2枚目の写真のように、反物の芯まで凝る事ができて、素敵(うらやましい…w)!魂は細部に宿りますからね。レセプションということでそれぞれの商品を細かく拝見できたわけではないのですが、着物という商材は扱うスタッフのマンパワーがとても左右することもあり、今後、どんなお店として情報発信していってくれるのか、とても楽しみ。



 
もう1つは、ほぼ日がプロデュースした「アトリエシムラ」×「ミナ ペルホネン」の試み。
こちらは、昨日で終了。「新しい出会い」ということが謳われていましたが、私が多少なりとも、それぞれ志村さんと皆川さんの創作への取り組みを見聞きしていたこともあり、個人的にはとてもしっくりくる組み合わせ。志村さんの作品のような丁寧に紡がれた着物好きとmina好きの層って、とても被るところが多いような気がするのは、私だけでしょうか?

この秋も、大なり小なり、可能なかぎり、いろいろな催しや展覧会に足を運びましたが、素敵な着物の方を見かけると、ついついそちらに目が行く私でした。年末年始は、私も着物をできるだけ着ようっと!

 

芸術の秋 その5 続・きものサローネ





先週のブログでご紹介した「きものサローネ」でしたが、今年は翌日の伊藤 佐智子さんのトークショーへも足を運びました。
随分前から、「何かこの着物のコーディネートは、気になるな…」と思ってどなたが手掛けたものかと調べてみると、伊藤さんの名前を発見するということが多かったこともあり、かなり楽しみにしていた今回のショー。私の知る限り、着物を絡めたこういった場で伊藤さんがお話になるという機会はほとんどないのでは…?。

座った位置の関係で、ほとんど後ろ姿の写真になってしまい、写真はちょっと微妙ですが、宮沢りえちゃんのスタイルブックの話や会場の横に展示されていた「息づく、きもの展」の着物の話(私、観ていなかったので知らなかったのですが、あまちゃんで話題になったウニの着物などもありましたよ。*追記)など、伊藤さんならではのお話が聞くことができ、改めて「普段の着物って自由に着ればいいんだよな」と着物の楽しさみたいなものを再認識する時間でした。

自分が似合うものは置いておいて、無地紬のような渋〜い着物、アンティークの素晴らしい柄の着物、現代的でポップなもの、かなりいろいろなタイプの着物が好きな私ですが、それでも何かその中に共通点があるような無いような…。自分でも見極められていない部分を少しづつ言葉にできたらいいなと思う、今日この頃の私です。


*追記:伊藤さんもお話されてましたが、ウニの着物、本当は松柄だったそうで、そこに描き足したとかで、ここに裏話が載っていました。おもしろっ!。

芸術の秋 その4


ここまできて、やっと昨夜の話題(汗)!

昨日は、友人の誘いで現在開催中の「きものサローネ」の中で催された土屋アンナちゃん親子のトークショーへ。(友よ、ありがとう〜!)

お母さまが着物のお仕事をされていることなどは何かの記事などで拝見したことがあったので知っていたモノの、実際に観るアンナちゃんのお母さま、若くて綺麗!着物も渋くて素敵!

MCのいない親子対談という形式で進んだトークショーは、アンナちゃんのキャラあって、親子で受け継がれるという着物ならではの感動話の合間合間に笑いがあり、30分という短い時間ではあったものの、やっぱり着物っていいなと実感する素敵な時間でした。

たしか4年目を迎えた「きものサローネ」なんだか今年も様々なコンテンツが詰め込まれているようなので、着物好きの方、着物に興味はあるもののなかなか手が出ないななどと思われている方、ここまでいろいろなテイストがてんこ盛りになった着物イベントというのは、ありそうでいて実はなかなか他にないので、ぜひこの週末に足を運んでみることをオススメします!



 

芸術の秋 その3



友達がくれたモネ展の記念切手。

ぐっと日が短くなったことを感じたり、窓から差し込む光の角度がぐっと鋭角になったり、そんな風に秋の光とマッチするモネの絵。

芸術の秋をそんなところからも堪能。
 

芸術の秋 その2











 
切子作家の小川郁子さんから、ご案内いただいたニコライ・バーグマンの伝統花伝。

ポスターに使用されていた博多人形が、ニコライさんの花の上にのるとなんとも瑞々しい印象に写り、小川さんの作品もどんな風に用いられているのかと楽しみに足を運んだところ、なんとその日は、ニコライさん本人も来場していた上、小川さんとも遭遇!嬉しい偶然でうきうき。

オレンジのガラスを使用した小川さんの作品には、石のようなものが詰め込まれていて、切子ガラスが見たこともないような質感に変化していたことに驚嘆。それ以外も斬新なコラボレーションばかりで、お花自体は好きでよく飾るものの、こうやってお花を作品へと昇華させている展示はあまりみたことが無かったので、個人的にとても刺激をうけた時間でした。
 



こちらは、同時期に開催されていた伝統工芸展にもニコライさんの花が飾ってありました。
こちらも何かのコラボレーションだったのかな…?

 

芸術の秋 その1



なんだかものすごい勢いで秋が深まっていくような気がする今年。

あっという間に時間が経ってしまうので、乱暴ながらざざざっとここ最近のあれこれを一気にアップ。

まずは、開催されること自体が噂になっていた展覧会、春画展

ポスターなどにも使われていた、この足のトリミングは、最高ですね。

春画自体は、資料やアートフェアなどでも何度も見たことがあったので、内容自体にはあまり驚きは無かったものの、さすがにあの量をまとめてみるのは初めて。

絵自体よりも、「遊郭の調度品としてつくられたのだろう」とか「新興大名家のために工房挙げて制作に取り組んだのだろう」とかそういった解説文の方が面白かったり、それぞれの画力の差、はたまた春画は江戸からのものというイメージを勝手に抱いていたのですが、13世紀の肉筆画なども飾られていてそういった新しい発見が楽しかった展覧会。
 

シルバーウィーク












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